今日、知り合いのギターリストが練習の合間に『パットメセニーグループの誰だったか、、メンバーが亡くなったらしいですね。ドラマーだったかなぁ、、』と話しかけられた。
ええ〜、まさかアントニオ・サンチェス?
ポール・ワーティコ?、ダン・ゴットリーブ?
ベースだけど、相方のスティーブ・ロドビーだったら嫌だなぁ、、なんて
教えてくれた彼は若いし、あまりメセニーグループに詳しくないのでそれ以上話は続かなかったのだが、、。
スタジオを出てから調べてもらったら、なんと亡くなったのはライル・メイズだった、、。
非常にショックだ。
偉大なミュージシャンは沢山いるけど、リアルタイムで聴いてきた偉大なミュージシャンが亡くなるのは悲しいな。
最近だとアラン・ホールズワース、ジョン・アバークロンビーとか、、
しかも亡くなってから2週間近くも経っていた、、。
自分はSNSが嫌でやってないからというのもあるのだろうが、
それにしても新聞、テレビで少しはニュースにして欲しかった。
この国ではインストやっているミュージシャンの扱いが低すぎるんだよな。もう諦めているけど、、
メセニーグループは大好きで若い頃は来日したら必ず観に行ったバンドの一つだ。
大好きなメセニーグループの『あの感じ』を出してたのはライル・メイズの存在が非常に大きかったのではと思う。
自分はコアなメセニーファンじゃないけど、、初期のメセニーグループが好きだ。
特に『Travels』というライブ盤が好きだ。これは当時は2枚組レコードだった。
1曲目の Are you going with me? 後半GR300をメセニーがしつこいくらい弾きまくっているけど、長いイントロの後に入るライル・メイズのハーモニカの音色でのソロが本当に歌っていて素晴らしい。
初めて生でこの曲を聴いた時(自分20代だったな)、ライルのソロが始まると感激して涙腺が緩んだのを覚えている。周りのファンも分かっていて拍手がドッと沸き起こったんだよなぁ〜。
全曲いいけど、Goodbye, Farmer’s trust, Straight on red, Song for Bilbao、好きだなぁ〜。
本当に素晴らしい演奏が収められた名盤だと思う。
病気で長く闘病されていたなんて、知らなかった。
ずっといい演奏を聴かせて欲しかったです。
ありがとうございました。
R.I.P.

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