最高齢現役パイロット、高橋 淳さん

テレビで見て、凄い人がいるもんだと思った。96歳の今も現役で空を飛んでいる高橋 淳さん。

図書館で本を借りて来た。

この本は2010年の刊行で、この時88歳

僕にも参考になりそうな、有り難いお言葉を忘備録として残しとく。

『出撃前に「今日は危なそうだ」なんて言うようなやつはもう負けている。

どんな悪天候でも帰って来る。どんなきつい仕事でもこなして見せる。そんな思いを忘れずに、ずっと飛んできました。ただ根性があるだけではありません。

絶対に生きて帰るための、冷静な判断力と決断力があの頃に鍛えられたのだと思っています。』

海軍の一式陸攻という雷撃機のパイロットだった。

『心に余裕を持つことも大切ですね。

それは常に80%の力でフライトして、20%を余力としてとっておくということです。

さもないと緊急のトラブルが起こったときに、あっさりパニックになる。判断力と決断力も失われてしまいます。』

今は週1でアマチュアパイロットに教えているそうです

高橋さんが、アマチュアパイロットに教える時に心がけている事。

『教えることより、褒めること。生徒さんたちにやる気になってもらうということ。

僕が教官に着いたらレッスン時間の6~7割は褒めて、教えるのは3~4割。

1回のフライトで教えるのは1つか2つがせいぜい。後はお世辞でもいいから褒める。

そうやって楽しみながら学んでもらうことが大切なんです。

レッスンを終えて飛行機を降りたときに、「今日も楽しかった、ありがとうございます」と生徒さんが言ってくれたら、最高の気分ですね。

お金を払う側がそうやってお礼を言ってくれるぐらいじゃないと、プロとはいえないと僕は思います。』

『もう70年近くも飛行機に乗っているのに、僕にもまだまだ足りないところばかりです。

若い人たちには「飛行機の神様」だなんておだてられていますが、自分ではそんなふうに思ったことがない。

人間が作って人間が操縦する飛行機ですから、どこまでいっても不完全です。

でもせっかく生まれてきたんだから、僕は死ぬまで進歩したい。

だから毎日、毎回反省しています。』

死ぬまで進歩したい、、こんな生き方を自分もしたいな。藤城清治さんもそうだけど、戦争を生き抜いた人達は人間のバージョンが違うような気さえします。