サンタナは凄いミュージシャンだなと今頃になって分かった。

ガキだった頃、サンタナの良さがあまり分からなかった。奏法シリーズ」も持ってなかったし。笑

サンタナというと当時 Black Magic Woman ばかりかかっていた記憶があるのだけど、曲が暗い感じがして、、あんまり好きじゃなかったのだ。有名な「哀愁のヨーロッパ」は好きだったけど、でもなんか痒いところに手が届かないような、、そんな感じの存在だった。食わず嫌いだったのだな。

少し前にサンタナの1977年のアルバム Moonflower を聞く機会があったのだけど、、これはむちゃくちゃいいアルバムじゃない! こんな音楽を70年代にやっていたんだなぁって。当時の他のアルバムでもJazz Rock 系の曲があったりで、もっと早く聴けばよかったと、、後悔

キーボードの Tom Coster の影響もあるのかなぁ。Tom Coster は今は完全にジャズフュージョンののプレーヤーだけど、このアルバムもそんなTomの影響なのかラテンフュージョンって感じのサウンドです。サンタナはもちろんですが、Dance Sister Dance のTomのソロは素晴らしいです!盛り上がってそのまま哀愁のヨーロッパに繋がる構成もよいです。

後半の Tom Coster のソロが素晴らしいです

僕は ギターリスト Scott Henderson が大好きなのですが、Tom Coster が Scott Henderson と1991年に来日して池袋のサンシャインでライブやった時、哀愁のヨーロッパ(Tom Coster 作曲)を演奏したのです。

スコット流の哀愁のヨーロッパは素晴らしくて、、こんな「ど定番の曲」でも、ちゃんとスコットの個性がこれでもかってくらい出て、大いに盛り上がったのを覚えてます。スコットの無茶熱いソロで曲が終わって、Tom が『Great Scott Henderson!〜〜』てシャウトしたのを覚えてます。

その時のテープは今も宝物です。Frank Gambale とTomが演奏している哀愁のヨーロッパもあるけど、この時のスコットの演奏は本当に素晴らしかった。

このライブはベースがアルフォンソジョンソンだったと思うけど、開演前にサンシャインの1Fで向こうからスコットとアルフォンソが二人で歩いてきて、、緊張してすれ違った(笑。トライバルテックのライブが新宿であった時も、PEPEの楽器屋でScott Henderson とGary Willis とすれ違ったこともあったなぁ、、ミーハー状態)

、、でアルバムMoon Flower ですが、嫌いだった Black Magic Woman も今聞くと良いなぁ(笑、これはサンタナの一つの側面でしかないのだなと)。後半の Gypsy Queen に自然に繋がってだんだん盛り上がって行くところがいいです。というかアルバム後半のライブ録音曲の盛り上がり方は凄いです。盛り上げるツボを知っているというか、、。

むかし著名な日本のギターリストがサンタナはあんまりリズムが良くないとおっしゃった事があるようですが、、採譜してみるとサンタナのリズムが素晴らしいのがわかります。

良く出てくるポリリズムは16分の3個取りフレーズで、これ自体は Eric Claptonなど他のプレーヤーもやってましたが、サンタナはそれに装飾をつけて引っかかるような感じにしたり、ギアをシフトするように滑らかに16分から3連また16分とか、リズムのセンスがないと、当時とてもできなかったのではないでしょうか。

あと、左手のテクニックを使った装飾がうまく、フレーズを譜面にしにくいタイプのプレーヤーだと思います。つまりボーカルに近いというか。それも凄い魅力です。私見だけどスコットもだいぶ影響を受けているのではないかと思っています。

ギターの音(トーン)もいいし。ボーカリストの声と同じで、フレーズとこのトーンで一発でサンタナだってわかります。これは楽器奏者として超一流だということですね。

青かった頃、、マイルスデイビス、ジョンマクラフリン、ウエインショーターなど超一流がなんでサンタナと共演したんだろうなんて思ったことがあったけど、、。

いや〜今更ながら、サンタナ凄いっす!。すみませんでした。

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