ジョンコルトレーンは昔Giant Steps をコピーしてみたことがあるけど、Countdown はGiant Steps以上に難しいので避けていました。
インターバルのある打点の滑らかな(レガートな)サックスのフレーズを、早いテンポでギターで弾くのは限界があるかなぁ。youubeに動画を上げているツワモノギタープレーヤーが居るけど、やはりギター用に丸めている感じはします。
Allan Holdsworthのようにホーンプレーヤーのニュアンスでこれが弾けたら気持ち良いだろうなぁ。
実際、採譜してみて音はとれても、果たしてこのフレーズをどうやって弾くのか、、左手の運指をどうやって、どうピッキングするかを考えるのにすごく時間がかかった。この1週間ずっとこれをやっていた。

それにこの激速テンポ(350位)。譜面は作れても実際に演奏できるようになるには何年もかかりそうだ(その前に命枯れそう、、涙
譜面にしてわかったのは、アドリブソロ8コーラスあるけど、基本の1コーラス16小節のフレーズがあって、ほぼ同じフレーズに少し変化をつけているだけだということ。聴いていると、そんな風には今まで感じなかったけど、、。
コルトレーンはあらかじめソロを書き譜にしてはいないだろうけど、何回も演奏する中で流れ(手癖)が固まってできたソロのように思えます。実際このテンポだと考えてる暇ないし、手癖しか出てこないかも。
音のチョイスはシンプルでバックのコードに対して1235やコード分解など、インサイドな音で成り立ってます。
でもそれは、当時このコードプログレッション自体が斬新だったし、この激速テンポでフレーズのラインのみでプログレッションを提示できること自体が驚異的なことだったから。今聴いても凄いし、、。
コルトレーン半端ないっす。